2017/10/03

こんにちは、星田です。
親に抜毛症のことを打ち明けたいんだけど、わかってもらえるか不安。そもそも話を聞いてもらえるか心配。
親にばれずになんとか治療できないの・・・?
今回は、そんな不安なあなたに向けた私なりのアドバイスをまとめました。
私も抜毛症経験者なんで(一応現役)すこしでも気持ちが楽になったり、参考にしてもらえたら嬉しいです。
なんて言えば分かってもらえる?
そんなのどうでもいいです、気持ちの強さが大事だから。
ご両親も人それぞれなので100パーの正解はわかりません。
だけど、言葉の内容じゃなくて、伝えたい気持ちの強さが大事だと思います。
普通の友達とかでなく、家族なんですから、上手な説明なんて要らないと思います。
「髪を抜きたくて抜いてるんじゃない、なぜかやめれなくて辛い」
「髪を抜いてしまうのがやめれなくて、抜毛症かもしれないんだ」
「抜毛症かもしれないから一緒に病院に行って欲しい」
など、とにかく言葉はなんでも良いです。
ただ、「きちんと話しておきたい事がある」という、前置きだけはちゃんとつけて、ご両親が落ち着いているときに話しましょう。
直接話す勇気がなければ、ラインやメール、置き手紙でも良いでしょう。
そして話す前に、すこし落ち着いて
親にわかって欲しいのか?
親に治療に協力して欲しい?
わかってもらえなくても良い!ただ、親だから知っておいてもらいたい!
こんな感じで、自分は抜毛症の事を親に話してどうしたいのか、気持ちを整理すると、少しリラックスして話せると思います。
怒られないかな?
多分怒られます!でもそれはご両親も不安だから!
大切な我が子が病気になって喜ぶ親は居ないと思います。
だから病気を打ち明けられても、それが本当だと信じたくないんです。だから大抵怒るんですよ。
ご両親がはじめからよほど抜毛症への理解が無い限り、
「あんたの勘違いでしょ?」
「そんなの我慢しすれば良いだけ!甘えないの!」
なんて言われるのは普通かもしれません。
ついカッとなって、言い返したくなるようなことも言われるかもしれません。
でも、どうしても親に抜毛症を打ち明けたい、理解してもらいたいなら、ここは少し大人になって、怒られる事も受け入れましょう。
多分そしたら、親もその態度や雰囲気から、今すぐでなくても理解しようとしてくれるはずです。
そのときわかってもらえなかったらショックですし、怖いですよね。
でも、さっきも言った通り、もし怒られたり、まともに向き合ってもらえなくても大丈夫です。親も不安なあまり、それを急に受け入れられないだけなので。
どのみち、自分から話せずに隠し続けるよりも、ずっと気持ちは楽になるはずです。
親にバレないように治せないかな・・・?
病院に行かずに自己治療で頑張れるなら
やっぱり怖くて話せない。なんとかバレないように治療できないかな・・・なんて思う方も多いでしょう。
抜毛症の度合いによるので、これもなんとも言えないですが、
髪型のアレンジや、衣服とかでなんとか自然に隠せるなら、大丈夫です。
あとは、いかに工夫して抜毛症を克服するかですね。
家族や周囲の理解なしに治すのは、なかなか大変ですし孤独で、かなり努力もいると思います・・・。
でも、治すための理由・目的がしっかりしていれば、大丈夫だと思います。
親にバレるのが怖い!という理由以外にも、好きな子デートするためだとか、学校の行事でおしゃれしなきゃいけないから、その日の為に!など、色々理由をはっきりさせましょう!
ちなみに、通院治療をしたいなら、ご両親に完全にバレずに行く事は難しいので、やっぱり親を説得する必要があるでしょう。
でも、もし一番に親に話せないなら、兄弟や先生など、周囲の信頼できる大人などに、一度話してみるのも良いと思います!
多分、ご両親みたいにいきなり怒られたりすることはそんなに無いですし、これだけでも気持ちが全然楽になります。
ご両親に打ち明けるための対策を一緒に考えてくれる事もあるので、いきなり親に言えなくても大丈夫です。
無理しないで、ここから一歩ふみだしてもよいです。
隠し続けるより話す方が楽!
髪の毛抜いちゃう癖が病気だ・・・なんて言ったらご両親もびっくりすると思いますし、多分自分が親だったとしても抜毛症を知らない場合なら、多分怒ったり冗談半分で流しちゃったりするかもしれません・・・。
まあ、親にバレないうちに一人で治せるなら全然問題無いですけど。
でも隠さなきゃいけない不安やストレスから、今よりさらに抜毛症がひどくなる事も考えられます。
それで、回復が難しいくらいに酷くなったら意味無いですよね?
繰り返しになりますが、話せずに黙っていなきゃいけない方が、話したけど理解されないよりもある意味しんどいです。
だから、できれば隠し通すより、きちんとご両親に打ち明けたほうが良いと思います。早ければ早いほど治療もきっと楽になりますから。